強いカードとは一体何か?~カードアドバンテージについて~
次回予告通り、強いカードとは何なのかと言う話をします。その辺を掴まないと、どんなカードを集めるかと言う部分にも支障が出るので、本来はこっちが先に来るべき事柄では有るのですが…
カードを評価する基準は沢山有ります。BPの高さや効果の強力さ、オリボの高さ、種族等々…
今回はその中でもカードアドバンテージと言う点のみ説明していこうかと思います。
カードアドバンテージとは?
簡単に言うと自分と相手の手札、フィールド上のカードの総枚数を比較して、より自分が相手より多くのカードが使えるという優位性の事を言います。
例えば
自分手札3、場のユニット3
相手手札2、場のユニット1
の状態ならば、自分は3枚のアドバンテージを有してると言う状態に有る訳です。
COJは、この自分がコントロールしている状態に有るカードの総枚数の差を競うゲームで有ると言う面が有ります。ライフの取り合いだけでは無いんですよね。
例えば
自分手札2、場のユニット3
相手手札1、場のユニット0
といった状態になったとき。自分が多少ライフで負けていてもこの状態で3点、次のターンもカードの枚数差を利用して2点3点取ってしまえば簡単に勝ってしまう訳です。なのでカードアドバンテージが大事という事になります
そういう訳で、COJにおいて強いカード、とはカードアドバンテージを稼げるカードと言うことになります。
で、それを説明する際に1対1交換という用語が出てきます。1枚のカードを消費して、1枚のカードを得る、もしくは相手のカードを1枚減らす事を指します。1対2交換や0対1交換1対7交換など色々パターンが有るのでいくつか例を出してみます
1対1交換の実例
1、新品の鎧を発動した
消費→新品の鎧
成果→インターセプトカード
2、キャットムルに不可侵防壁を使い、相手のギガマムートを破壊した
消費→不可侵防壁
成果→相手のギガマムート
3、ミイラ君が戦闘で破壊された
消費→ミイラ君
成果→相手の手札1枚
1対2交換の実例
1、海洋の楽園を発動した
消費→海洋の楽園
成果→カード2枚
2、レベル3のバンシーが場に出た後、相手のキャットムルと相討ちになった
消費→バンシー
成果→不死ユニット、相手のキャットムル
2対2交換の実例
1、ウインナーにブロウアップを使い、相手のアルテミスを破壊した
消費→ウインナー、ブロウアップ
成果→赤ユニット1枚、相手のアルテミス
2、ベルゼブブを出しながら、チェインフレイムを発動し、相手のポメ錦2体を破壊した。
消費→ベルゼブブ、チェインフレイム
成果→相手のポメ錦2体
2対6交換の実例
毘沙門を出して相手のユニットを5体撃破した後、後々のターンで相手のギガマムートと相討ちした。
消費→進化の土台となったユニット、毘沙門
成果→相手のユニット5体、相手のギガマムート
1対7交換の実例
手札がワンダフルハンドのみの時にワンダフルハンドを発動した
消費→ワンダフルハンド
成果→手札7枚
極端な例も上げましたが、こんな感じでアドバンテージの計算を行います。色々な取り方が有るわけですね。1対1の中にも大きく有利になるものも有れば、そうでないものも有り、2対2交換の例では上の例は自分が得してそうですが、下の例は自分が損しているように見えます。出来れば上の例のような交換をしていきたいですよね。
良い交換がしやすいのはマコやハッパロイドのようなカードで、場に出た時に既に1対1交換が約束されている訳です。ミイラ君は消滅したり、相手の手札が無いと1対1交換にならない時も有るのでそこが大きな差です。海洋の楽園、毘沙門やジョーカーなどは、色々や要因で発動の手間が大きい分絶大なカードアドバンテージを得られる訳です。
基本的に、1対1交換が約束されたカード。同じコスト帯で比較するならば、より大きなアドバンテージを稼げるカード。質の良いアドバンテージを稼げるカードが強いカードと言う事になりますね。
自分では強いと思っているカードが活躍しなかったり、その逆の事が良く起こるならば、このカードアドバンテージと言う物差しを使ってカードを評価していくと違った感想が得られるのではないでしょうか。
おわりに
実はこのゲーム、カードアドバンテージを損するカードが評価される例も多数有ります。ユグドラシルやカンナ、各種スピム持ちは1対1交換を約束してくれませんし、魔法石に至っては2対1交換。三日天下にジャッジメントは1対0交換!
しかし、今挙げたカードはいずれも強力で三日天下の様にエラッタで下方されたカードも有ります。
つまり、カードアドバンテージという概念を越えた強さという物も有るのです。それについてはいずれ触れていこうかと思います…
次回予告
- 現環境で見る1.0カードレビュー
- 強いカードとは?その2~テンポアドバンテージについて~
のどちらか気が向いた方の記事になります