今からCOJを始める人の為のブログ

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今から始める人の為の1.0カードレビュー(黄色ユニット編)

今回は黄色ユニット編です

点数基準

5.0:環境を定義する(ベルゼブブ、魔法石、人身御供)
4.0:多くのデッキで大活躍(ミューズ・ロキ・カイム)
3.5:複数のデッキで活躍するが、主軸ではない(サラマンダー・ツクヨミ
3.0:特定のデッキに必須(獅子王・ニケ)
2.5:プレイヤーによってデッキに入るが必須ではない(英雄の剣・サラマンドラ)
2.0:用途が限定的。オリボ2↔4をふらふらするラインで有ることが多い(バックアップメンバー・ゴッドフィスト・ドラゴンゾンビ)
1.0:一度ぐらいは使われるかもしれない
(台風の目)


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14、アワだっくん 2.5
黄/珍獣/3CP
3000/4000/5000

このユニットがフィールドに出た時、あなたの黄属性ユニットを1体選ぶ。それの行動権を回復する。

 かつて祈り絡みから3点位奪っていった【黄スピム】のキーカードもエラッタで地位が下がってしまった。しかし、現在でも効果自体は強力そのものなので、トドメの一押しに採用するデッキも稀に見るという状態。
 使用するならば手札でレベル3にして、黄色ユニットアタック→だっくんで行動権回復→だっくんと黄色ユニットのアタックで3点一気に奪う様な使い方をして行きたい。
 だっくん→だっくんの動きは3CPでは中々出来ない。
 行動権回復出来るユニットと言えば他にもニケが居るが、ニケと異なり行動権回復出来るのは黄色ユニットのみ。バアルやブレイブは起こせないので、デッキを組む際は要注意。黄色が濃いデッキでないとこのカードにとっては辛い。


15、サイボーグ僧兵 2.0
黄/機械/1CP
3000/4000/5000

このユニットがブロックした時、ターン終了時までこのユニットのBPを+2000する。

 守りが少し固いだけの凡庸なユニットと思いきや、【機械】ではタケミカヅチや毘沙門の土台として優秀な黄色1CPユニット。
 対になる赤のソードファイターとは種族、色の都合で大分差をつけているカード。色別リプレイに稀に上がる【機械】でJ1環境の中、立派に戦い抜く姿は一見の価値有り。

16、金色の狛犬 2.5
黄/獣/1CP
3000/4000/5000

このユニットがオーバークロックした時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それの行動権を消費する。

 かつて【獣珍獣】ではカパエルと共に比較的採用されていたこのカードも最近は減少気味。その枠にはムルル等が代わりに入って押し出されてしまった感じ。
 ブラッドハウンド同様出すときは必ずレベル3で。カードアドバンテージを稼げる効果では無いので、コイツを出した事で最低2点は取れるタイミングで使用して行きたい。

17、湖畔のアリエ 2.5
黄/精霊/2CP
2000/3000/4000

このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それの行動権を消費する。
 
 【祈り御供黄単】で、レベル3から走ってきたこのカードも、デッキの弱体化で最近はイマイチ。
 とはいえライフを削ってくるこの効果に苦しめられる事は意外に有る。先攻1コス×2→後攻適当な3コストユニット→先攻アリエで2点取られるとかなり腹が立つ。
 狛犬と同様レベル3で出すときは2点は取りたい。レベル1や2で出すときも1点は取れるタイミングで。

18、ヤシオノトクリ 2.0
黄/機械/2CP
3000/4000/5000

このユニットがフィールドに出た時、対戦相手の行動済ユニットを1体選ぶ。それに4000ダメージを与える。

 エラッタによりカンナを確実に焼ける偉い奴として一躍脚光を浴びたが、デッキの多様化でカンナばかり出る訳では無くなってしまった。そうなるとコイツの出番も無くなってしまう訳なのであった。
 オリボ要員として隙間を埋める様なこういったカードは環境に大きく左右されてしまう一例。
 4000ダメージで焼ける奴が沢山現れたら思い出してあげたい所。マーヤと併せれば5000ラインにも手が届くが、5000ラインはベルゼで片付ければ良いという現実が待っている。

19、ジャンプー 4.0
黄/珍獣/4CP
4000/5000/6000

このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを対戦相手の手札に戻す。(手札が上限を超える場合、捨札に送られる。)

 先攻2ターン目や3ターン目に出てきてテンポアドバンテージとライフの両面を攻める先攻ゲーの化身。相手の手札が5枚以上の時は手札上限とドローの関係でカードアドバンテージすら稼ぐ事が出来る。
 ユグドラシルアリゲーター等固着持ちが増えては居るが、汎用性の高い除去として広く使われているこのカード。
 アテナやサラマンダー等進化で有ったり、場に出た時に効果が無いユニットでそれなりに重いコストの奴に打って行きたい。逆に使い回されて困るカードには勝負を決めるとき以外では戻さない方が良い。ベルゼやカパエルとか。

20、カイム 4.0
黄/魔導士/3CP
5000/5000/5000

このユニットがフィールドに出た時、あなたはトリガーカードを1枚引く。

 かつてはBP6000という優秀なステータスを持ち、魔法石や祈りを引っ張ってくるCOJ最強のカードと言われていたこのカードも今ではベルゼにやられるBPになって死亡したかと思われていた…
 だが、赤黄、珍獣、ハンデス以外のデッキが増え、環境が多様化した事によりBP5000=ゴミという式も崩れつつ有る。
 ベルゼ等の火力による除去に弱いという欠点は有るものの、場に出た時にカードアドバンテージを稼げる効果、特に魔法石をサーチ出来る事の優秀さから黄色絡みのデッキの3CP帯の有力な選択肢として現在でも多くのデッキに採用されている。
 低いBPは決起や闇取引等のコンバットトリックでサポートされることも多い。

21、護符剣士ライマル 2.0
黄/戦士/3CP
6000/7000/8000

【不屈】
(あなたのターン終了時、このユニットの行動権を回復する。この能力はこのユニットがフィールドに出た時に付与される)

 大きくなった黄色いキャットムル。ベルゼにやられないのはご立派だけど、普通に使うならば壁としての信頼性が高いグレイスウルフィンや黄色ジャンヌかアドバンテージ取れるカイム辺りになってしまう。
 【戦士】だとしても3CPには粛清の聖騎士居てやはりライバル争いを制するには中々厳しさが有る。

22、ルインガーディアン 2.0
黄/機械/2CP
4000/5000/6000

このユニットがブロックした時、ターン終了時までこのユニットのBPを+2000する。

 大きくなったサイボーグ僧兵。こう言う奴に対しては上位種と言う表現が良くされる。  3CP6000と言うメジャーなサイズの奴らをブロック出来るのは以外と評価高い。
 除去が追いつくならば問題無いが、除去が薄いデッキだと、スピードシャークやらタケミカヅチやらがズラズラ並んで手がつけられなくなってしまうので要注意。

23、ラグエル 2.0
黄/天使/3CP
6000/7000/8000

このユニットがフィールドに出た時、対戦相手の全ての行動済ユニットに3000ダメージを与える。

 3CP6000と言うステータスを持っているのは良いのだが、微妙な効果と微妙な種族で他の3CPユニットに比べて魅力が薄い。
 微妙な効果の理由は半端なダメージでアドバンテージを稼げるタイミングがかなり少ない所。盤面に影響を与えられないならば、クラブドーザー並みの仕事しか出来ないと言う事なので…

24、雷龍 1.0
黄進化/竜/4CP
7000/8000/9000

このユニットがフィールドに出た時、対戦相手の行動済ユニットを1体選ぶ。それに7000ダメージを与える。

 進化でアドバンテージで取れる効果だが、対象が限定的なのが大きなマイナスポイント。  4CPの進化はタケミカヅチやアテナ、アザゼル、ハデス位派手に暴れないといけないのが現実の中でコイツの効果はちょっと地味過ぎませんかね?

25、九尾の妖狐 2.0
黄進化/獣/3CP
6000/6000/6000

このユニットがアタックした時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それの行動権を消費する。

 多分1点は取れる進化ユニット。次のターンまで生きていればもう1点は取れるかも。カードアドバンテージは稼げないが、業を踏む役目を担って良いし、最低限のBPも持っている。
 獣で有ることを活かすのは少し工夫が必要だが、軽い進化ユニットとして使いやすいカードでは有る。

26、戦神・毘沙門 5.0
黄進化/神/7CP
7000/8000/9000

このユニットがフィールドに出た時、このユニット以外の全てのユニットを破壊する。

 問答無用で盤面をリセットする最高クラスのパワーを持ったこのカード。
 人の業が多くのデッキに入っているのもこのカードが存在しているからで有り、祈りやライブが重用されているのもこのカードを早期に叩きつける為で、珍獣以外に使う弱肉は土台のカパエルを倒す為で、赤黄等で冥札再臨が使われているのは1CPなので、そこから軽減カパエル→軽減毘沙門が出せると言うワンハンに比べての利点が有る等々…
 とにかくこのカードを中心にゲームが回っており、このカードを前提としてカードがデザインされ、デッキが組まれているのは間違いない。
 相手が黄色ならば多くの場合に2~3枚投入されているので、捨て札を良く確認して相手のデッキが残り半分程度なのに捨て札に毘沙門が落ちてない場合は、相手の手札に有ることを想定して人の業をサーチしたり、無駄なユニット展開を避けてプレイする事を心がける必要が有る。
 手札で重なる事もしばしば起こるので、相手の捨て札に有る毘沙門が軽減で使われたのか、重なったのか魔法石等で捨てたのかしっかり見極めておきたい。これは毘沙門に限った話では無いが…
 逆に自分が使う場合は、事前にマーヤ等を出して業を使わせる、アザゼルやセレクトショップ等で割っておくなどの手段を使用して安全に出したい。時には見えてる業を踏みに行かざるを得ない場面も多いが…

 毘沙門については記事1つ丸々使う位書くことが有るので、今回は簡単に済ませておきます。

 次回は青ユニット編です。

おわりに

 私の前の記事がこちらの桃色さんのブログにて取り上げていただきました。初心者の方はそちらの記事も是非ご覧ください。